中秋の名月

容姿と印象

2023年は私にとって、忘れられない年になりそうである。

自分たちのミュージックビデオ(以下、MV)を作った話でも触れたが、生まれて初めてパーマを掛けたのだ。

元々の髪が天然パーマである私は、遠い昔となった思春期にストレートヘアーに憧れていた。

時はロン毛ブーム真っ最中で、憧れというレベルでは済ませられないほど、思い悩んでいたくらいだ。

そんな過去もあるので、あえて自分の髪をクネクネさせるなど考えたこともなかったし、

仕事をして子育てもしてという生活の中で、そのような変化の必要性も感じたことも無かったのだ。

いざMVを撮影しようとなった際、代表の土戸が「パーマ掛けたら面白いんじゃない?」と進言してくれた。

代表は私のプロデュースにとても定評がある、と私が勝手に思っているのもあって、その言葉に乗ってみることにしたのだ。

決めたらやる人間なので、撮影のタイミングに合わせていつものバーバーでパーマを掛けた。

そしてパーマを掛けると同時期に、遠近両用にする為にメガネを新調したのも、ここで書いておかねばならない。

ここからはパーマを掛けメガネも変わった私の容姿が良いとか悪いとか、ルッキズム的な話では無い。

タイトルにもある通り、見た目から人が受ける印象について、私が肌で感じる事が日々ある。

それは私に起きた変化、というよりも私の周りで起きている変化であり、その1つ目は、

街中で道を聞かれるという、今まで無かったイベントが始まった事だ。

それも、これまで私に接触して来なかった中高年女性から聞かれるのだ。

これまでは強面な印象を与える眼鏡と、フェードに横分けというヘアスタイルだったので、

受ける印象としては、怖そう、冷たそう、何かやってそう、という感じだったと推察する。

それが丸系の太い黒縁眼鏡に、モジャっとした髪で頭のボリュームが大きくなったことで、

フワっとした犬や、モフモフの猫かのような、近づきやすい親しみある印象になったのだと考える。

人の印象は最初に見た時から3秒で決まる、という学説を聞いたことがあるが、

私はこの3秒間で人に与える印象を大きく変えたのだろう。

当の私だって、人に道を聞く際には、話かけやすそうな柔和な印象の人を選ぶだろうと思うからだ。

2つ目の変化としては、人に覚えてもらい易くなったという事がある。

ある店に用があり、そこでその日初めて会った店員の方にご対応頂いた。

用が済み、別の店で数時間食事した後、最初の店が遠目に見える通路を通った際、

その店員の方が私に向かって会釈をしてくれたという事があった。

これまで、一人で行った店で注文したものが忘れられて延々と来ない、

という経験を幾度もしているこの私には、衝撃的な出来事だった。

仕事上でも、顔合わせの後に数週間空いて2回目に会う人などは、顔より髪型で記憶されているのをとても強く感じ、

以前は良く直面した「だれだっけ、この人」の表情を見なくなったのだ。

私の容姿の変化によって、会う人が受ける印象が変わったのは上記の通りであるが、

その印象の変化が、わたしに与えたものもある。

それは気持ちの余裕である。

人に会えば、この人によく思われたい、とかそういう邪念がこれまでの私にはあった。

そのために余計なことまで口にして、結局、墓穴を掘ってしまったと後悔する等々。

しかしながら今は、初めから自分の印象が担保されているような安心感があり、

肩肘張らずに自然体で人と接していられるのを日々実感している。

もしそれが私の思い込みだったとしても、私自身が享受しているメリットが有る事実は消せないのだ。

こういう現象、こういう自分の中で起こっているサイクルは何なのだろうと、考えた結果、

端的な言葉で、「自信」というのではないかと行き着いた。

自信という字からしても、「自分で信じる」つまりは思い込みに他ならないし、それで良いのだと思う。

しばしば代表から「自信を持ちなさい」という言葉を掛けられている。

私にとっての自信とは、人に対して自然体で接しても大丈夫だし、変にへりくだったりせずとも、

ちゃんと相手は自分を受け入れてくれるよ、と自分自身に言ってあげられる状態の事なのだ。

容姿の変化が、思わぬ形となって自分に返ってきたことに興味が尽きない。

髪のダメージが限界を迎えるまで、このテーマは長期的に追っていきたい。

いつかまた。

中秋の名月
2023年の中秋の名月

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